自己愛性人格障害との離婚の記録

調停、裁判、2年かけて自己愛性人格障害の夫との離婚までの道のりを綴ります

お金で人の気持ちは買えない

日曜日、弟夫婦が気分転換になるだろう(弁護士に会ったり忙しくなる私を気遣い)と、数日眞子と利子を連れて帰りたいと言ってくれた。

 

せっかくだから、弟夫婦の自宅近くの温泉や観光地で甥っ子と数日学校休んで思いっきり遊ぼう。その間にママが大事な手続きを終わらせるからと弟夫婦の提案に…2人は快諾した。

 

月曜日は実家から仕事に行った。職場の友人が夜1人は怖いだろうと…そのまま仕事帰りに泊まりにきてくれた。子供が帰ってくるまで必要なら夜は泊まるからと…有り難かった。

 

火曜日Y先生の事務所に行き正式に依頼を受けて頂いた。父と母に報告の連絡をした。

 

母:お義母様からまた電話があったの。

 

"今日話し合いをする場を設けてくれるそうで安心しました"

"本来ならお詫びにお伺いしたいところですが、優子さんに浩司が後に引けなくなるし大ごとにしたくないから来ないでと言われたので…"

 

”そうでしたか。娘には娘の考えや気持ちがありますので”

 

わたし:そんな事一言もいってないよ。

 

"わかってるわよ。にしても、よくあのお義母様と20年近くって優子の我慢強さに感心する。大袈裟だとか弁護士だとか財産分与とか言っておいて…凄いわね、あの変わり様"

 

わたし:常識が通じる方ではないからもぅ電話出なくていいから。

 

しばらくして母から電話があった。

 

今お義母様から電話があった。出てないけどね、留守電が入ってたから一応伝えるね

 

"今日浩司と話をすると聞いてます。利子ちゃんの卒業と入学のお祝いを30万口座に振り込んだと優子さんに伝えてください"

 

お義父様は全く蚊帳の外みたいだけど…こんな時に父親が出てこないってちょっとびっくりしてる。30万振り込んで離婚回避の後押ししたつもりみたいね。そんなお金より、謝罪の言葉一つで人の気持ちは変わるのにね。

でも、入学祝いって言ってるから有り難く頂きなさいね。お礼状はきちんと送るのよ。

 

K君に連絡を入れた。

 

義母に言われて弁護士をお願いした。弁護士の意向で夫と会う事は出来なくなったと伝えた。

K君はわかりました、そう伝えますとだけ答えた。